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freeform design

04. 社員が自分で自社サイトを作るのはダメか?

 

ここでまた医者と病気の喩えを出しましょう。

クライアントの社員が片手間にサイトを作ったりするのは、患者が自分で自分を手術するのに等しい行為で、論外です。ブラックジャックなら自分で自分を手術することが出来るかもしれませんが、彼は医者(=無免許だけど、世界一の腕を持つ名医)です。ましてや医者でもない人が自分で自分を手術するなど、もってのほか…。お勧めしません。

あ、いくら社員はやっちゃダメ!といっても、元々Web制作をする為に(その目的の為に)雇われた人は別ですよ。それは例外。

社員が、担当者がやるべきことは、他にいくらでもあるでしょう。もし、会社の意向で、その人がWeb要員でもないのに「毎日の勤務時間をWebサイト制作に当ててもいい」というなら話は別ですが…。

「予算が無いから」「時間がないから」という理由で社員が自社サイトを作るのは、「お金が無くて治療費や入院費が無いから、自分で手術しちゃえ!」とういうのに等しい行為です。とりあえず自分でやってみた(作ってみた)けど、上手く行かなくて、結局外部(のプロ)に頼むことになった…という話はよく聞きます。まるで「自分で腹切ってみたのはいいけど、元に戻せなくて、内臓や腸をハミ出させたまま病院に担ぎ込まれるようなモノ」です。

 

これは「決して自分で作るな」「高い金出して外部を使え」という意味ではありません。実際に作るのは、別に誰でもいいのです。ただ、自分たちのサイトとして、インターネット上にアップするなら、「ちゃんと考えられたしっかりしたものを出そうよ」、という意味です。「社員が作ったもの」でもそれが良く出来たものであれば、それはそれでいいでしょう。「制作会社やその道のプロがお金もらって作ったもの」でも、出来がヒドければそれはダメです。

でもねぇ~…、残念ながら、社員が作ったものは「出来の悪いものが多い」です。(←だから、止めといた方がいい)

作っている本人は一生懸命かもしれませんが、「趣味で描いてる下手な絵を無理やり見せられる」ような、また「パソコンで作った家族の写真入りの年賀状を見せられる」ような、見せられる方にとっては、居心地の悪い状況で、ハッキリ言って「いい迷惑」です。

とはいえ、分かってない人がやるのだから、それはある程度仕方ないかもしれない。むしろ、「外部のプロがやっているのに(も関わらず)ヒドいものが多い」という現実の方が、忌々しき問題かもしれませんね。