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09. 大停電、テロ警戒、ウイルス騒ぎ…アメリカの8月

8/14、N.Y./JFK発→成田行き

8/9~15という、旅行をするには多分一年で1番か2番に高い時期に、アメリカへ行ってきました。

といっても、夏休みの観光をわざわざ好き好んでこの期間に…というわけではなく、「冠婚葬祭のため、止む無く」です。身内の一人が、アメリカ人男性と結婚して、嫁側の関係者が結婚式に出席するために、渡米することになったのですが、上は70歳から下は5歳まで、家族親戚一同=11人でのグループ行動は色んな意味で大変でした。

さて、式は8/11にBostonで無事終わりましたが、「式だけ出てそのまま真っ直ぐ帰る」のも癪なので、帰りにNew Yorkに寄りました。8/12にNew Yorkへ移動、8/14に帰国の途につくことになっていたのですが、8/14といえば…、

そう、あの「Blackout」(北米カナダ大停電)が起こった日(←現地時間)です!

 

結論から言うと、我々が乗ったUnitedのUA801便、N.Y./JFK発成田行きは13:00発。あの大停電の始まる約3時間前(!)に無事離陸していたのです…。

~というわけで、ぎりぎりセーフで巻き込まれるのは免れました。

旅の途中、予約がうまく行かなかったり、一人の荷物が無くなったり、一人が具合が悪くなったり…と細かいトラブルは色々ありましたが、最後の大きなトラブルを避けることができたという意味ではラッキーだったかもしれません。(←大停電に遭遇して被害を被った方にはゴメンなさい)

厳しいSecurity Check

移動に際して、Washingtonの"Dulles Airport"、Bostonの"Logan Airport"、New Yorkの"La Gardia Airport"と、国内線の乗り継ぎが何回かあったのですが、時節柄というか場所柄(この三都市は9.11テロ絡みなので)というか、Security Checkはさすがに何処も物々しかったです。夏なので、サンダル履きという軽装だったのですが、(革靴とかならまだしも)そのサンダルでも、機械を通すために、一々脱がされました。

荷物を預ける際に、「中身を調べるために一度開けるかもしれないので、スーツケース等の鍵を掛けるな!」「掛けたら壊される」と言われていたのですが、それを無視して(というかわざとじゃないけど、ついつい)鍵を掛けたうちの父と従姉妹の一人は、(予告通り?)しっかりと鍵を壊されてました。中身、見てるみたいです。全員じゃないみたいだけど…。従姉妹の方は、鍵が壊されただけじゃなくて、スーツケース自体が使い物にならなくなってましたね。

 

今回はNote PCこそ持って行かなかったものの、それでも所持品の中身がデジカメ、Digital Video、PDA×2 (Windows CE, Palm)、Voice Recorder、携帯電話…とまるで「歩くデジタル・デヴァイス見本市」のような私は、かなり要注意人物だったはずですが、今回は何処でも引っ掛かりませんでした。いつもは必ずピーピーなるゲートも、今回は一度も鳴らず終い。噂に聞いていた「目の前でPC等の電源を入れさせる」というのも、無かったです。あくまで、個人的な感想ですが、男性独りとかに比べると、家族連れ、子供連れは明らかにチェックが甘いですね。

あ、それと、8/12にN.Y.の滞在先のホテルにチェックインしようとしたら、「今、コンピュータが全面的にダウンしていて、チェックイン作業が全く出来ない」と言われてチェックインを待たされた、という事がありました。その時は「ホントかぁ~?テキトーな言い訳してるんじゃないの?」とか「如何にもアメリカらしいなぁ…」ぐらいにしか思わず、そんなに気にも留めてなかったのですが、今思えば、時期的にも、あれは「MSBlast」(Blaster)の所為だったのでしょうか?